Artland Iki

2020.10.15

In the balance

最近チェック柄っていいなぁと思っていて、緑と白のチェックのリネンで普段着かつ畑での作業でも着れそうなジャンプスーツを作っています。日本から持ってきた赤と白のチェックの蚊帳生地のフキンもお気に入り。藍染めする時もチェック柄で染めてみたり、何かとチェック柄に惹かれているこの頃です。

バリ島では、こんな白黒のチェックの布が大木や岩や神輿に巻かれていたり、催事の時は村の人たちが腰に巻いたりもしています。この布、saput polengと呼ばれています。

人、文化、宗教、OK/not OKの度合いもごちゃ混ぜに多様なバリ島ですが、白と黒、対極するchaosとorderの交わるところ、グレーなところでバランスをとるというバリニーズのway of lifeを表しているそう。

そんな「バランス」「ハーモニー」の象徴である布で巻かれたものへはリスペクトがはらわれます。

息子たちの迎えで通る道にもsaput polengで巻かれて大木がありますが、その前を通る時は厳かな空気を感じリスペクトをはらう瞬間。

常夏ならでは、外と内のさかえがないような我が家では、毎日自然を感じ自然の中で遊び暮らしています。「In the balance」的な空間。日本の土間や縁側という空間もそんな感じがします。

自然から沢山頂く中で取りすぎることなく調和しながら 、そしてごちゃ混ぜに多様なこの島でバランスをとりながら、大人も子どもも成長していけたらなと思います。