Artland Iki

2021.03.15

ATVに乗ってみたら

こんにちは、壱岐出身インドネシア・バリ島在住の、Artland IKIのるみです。

今月は、初めて体験することがいくつかありました。
コロナ禍でまだ遠くへ渡航はできないですが、近場ででも、家にいながらでも、知らない世界へ行った感たっぷりでした。
その一つで、知り合いに誘われてATVに乗ってみました。初ATV!
厳密には、子供たちが運転するATVの後ろに乗ってみました。
ATV=all terrain vehicleということで、どんな地形もぐいぐい進んでいくあれです。シンプルな構造とはいえ、これ車じゃないの?と思い、11歳と14歳が果たして運転できるのか、とっても不安になりました。
しかも道路に一旦出るし、険しいジャングルと川沿いを運転ということで、ATVに乗ってみたいというよりは心配で2人乗りの後ろにピッタリくっついていく形で出発。

結局、13歳以上ぐらいなら子供でも1人で乗れるものだったのですが、
やってみたい!と興奮する息子たちのことが心配で心配でたまらない私は、14歳長男の後ろであーだーこーだ口うるさく指示するお母さんとなりました。
夫は11歳次男の後ろに。
「お母さん、大きな声出さないでよ」って言われながら出発。


ATVのボディのようにどんと構えて子供に運転や判断を委ねることができなかった前半。
でも、明らかに運転も上達して「僕、もう自信ある!」と断言する息子を100%信頼して、怪我ぐらいならいいわ、とも思えるようになり、後半は後ろから降りて全てを彼に委ねました。
子供の「やってみたい」を応援するや、「失敗させる」「委ねる」って大事だと頭では分かっていても、なかなか難しいものです。
そして、ちょっとショックだったのが、大人で運転歴が長いから大丈夫と思っていた私の方がATVの運転が下手だったこと💦
子供が成長するにつれて、親の役割も少しずつ変わるし、いらなくなるし、逆に教えてもらうことが増えてくるだろうし、そこは認めアップデートしていかなくちゃと思った次第です。

ATV自体、とてもワイルドでバリのジャングルを楽しむ方法の1つとしておすすめですが、私にとっては子供の成長と自分の親としてのあり方を考える良い機会でした。