
2019年1月、壱岐島芦辺浦に実験シェアハウスが”ゆるく”誕生しました。
建物は、十数年前まで、私の祖父母が経営していた衣料品店。
商店街に面した土間部分が店舗、奥が住居だったこの場所。
現在、これから、入居予定の住民さん(壱岐YOYOメンバー)たちとDIYしたり、ルールを話し合ったり、
皆でゆっくり創っていくシェアハウスとして今も、試行錯誤で、手を加えている最中です。
そんなシェアハウスですが、昨年12月20日には、米朝一門の噺家・桂弥太郎さんが、壱岐みちびらき落語会にご出演のため来島中、そして『ゆるい移住(旧 どこでも移住)』のシステムも利用してこのシェアハウスに滞在されてることが決まっていたこともあり、
急遽、この日、かつての店舗部分を客席、居間部分に簡易的な舞台(ビールケースでw)をしつらえて開催。
このタイミング!少しだけでもこの建物、そして壱岐YOYOのことをゆるくでも知ってもらおうと、思いついたところに弥太郎さん、乗っていただきました!
本当にありがとうございました?
朝の船で来島してすぐだったのですが、早速、弥太郎さんも一緒に掃除&準備、
お隣にある洋菓子店「ハマヤ」のご主人に話すと、有り難いことに急遽ご近所さんたちを集めてくださることに。
パイプ椅子も神社の宮司さんに頼んでお借りしたりで、準備万端?
そして、開演時直前には、並べたそのパイプ椅子たちは満席に?
落語の前に、私から、そして第一住民の坂田さんからも一言。
そしていよいよ、桂弥太郎さんによる『時うどん』の一席。そして、うどんのすすりかたワークショップまで?
子供の頃、お盆やお正月に、お顔を合わせていたご近所のおじいちゃんおばあちゃんがお腹から笑ってる姿を見れるのって幸せ、ホロリ?
シェアハウス落語会って、やっぱりいいです。ぜいたく&規模感も。
暖かい12月の日でしたが、みなさんとより温もりました。
〜後日談追記〜(19.02.15)
『ソトコト3月号〜続・関係人口入門〜』に、こちらの落語会のことも載せていただきました。
photo & comment 壱岐YOYOメンバー shima
*自己紹介*
●大曲詩摩(しま)
壱岐島出身。都内PR会社勤務。2017年夏より、週3日は都内で会社員をしつつ、神奈川・葉山でシェアベース「sbaco#888」運営、デュアルライフを実行中。さらに、故郷・壱岐と関東での二拠点居住をしながら、岐阜県・郡上市にて粋な銭湯復活プロジェクトでもゆるく活動中。また、ライフワークとして、2017年9月壱岐での若手落語家による念願の「壱岐なみらい落語会」落語会初開催をきっかけに、ご縁ある場所で、地域の人との手作り落語会をコーディネートし様々な場所に笑いの文化を届けている。これまで壱岐、逗子、葉山、茅ヶ崎、郡上八幡、新潟で実施。壱岐YOYOプロジェクトの枠組として、壱岐芦辺浦にて、実験シェアハウス『八八八(みつばち)』を運営中。