Artland Iki

2020.06.20

野菜を植えたら

ここ数ヶ月、大きな変化がスピーディーにやってきて、兎にも角にも適応しなくちゃいけない状態でした。

オンライン化はもちろん、方向転換だったり、立ち止まったり、とりあえず試すとか。

そんな中、「学ぶこと」と「食べること」は変わらず続くわけで。。

バリ島で暮らす私たちファミリーは、それぞれに日本語学習だったり(子供達は英語で話す方が楽なのです)、ウクレレだったり、絵を描くだったり、アニメーションを作ってみるだったり、とりあえずやってみたいことをスタートできたいい機会でもありました。心地よく楽しいだけのちょっと先にはいつも壁があって、そこでつまづいてもどかしさを感じて、学んで、ステップアップしていく。そういうプロセスを家族それぞれが、それぞれにやっていた数ヶ月でした。皆やっていることが違う分野でバラバラだけど、お互いに「上手くなったね」と相手の喜びをcelebrate/祝福できたことも良かったな、と。

私はといえば、正直今までは、いまいちやる気も興味もなかった野菜作りを始めました。ツタをも枯らしていた私。簡単だと言われるハーブさえも枯らしていた私。そんな体験から、なかなか夢中になれないでいました。

でも、家族の「食べること」はずっと続くし、雑誌やインスタで見る素敵なfarm to table(畑から食卓へ)への憧れもあって、そんな動機で再度挑戦してみたのが5月。

5月4日に種をとりあえず撒き散らしました。

そこから今日まで、想像以上の豊かさを手に入れ、多くの気づきもありました。

バリ島の温暖な気候とずれた雨季のおかげでもりもり育った野菜の収穫はもちろん、その過程で、手伝ってくれた人、コツを教えてくれた人、種や苗や藁を分けてくれた人たちがいました。「これをしたいんです!」と言えば手を差し伸べてくれる人たちの存在に感謝。

太陽、雨、虫、コンポストとなった生ゴミの恵への感謝の気持ち(雨が降ると嬉しくて!)。

家族では食べきれないほどの量がどんどん育つので、おすそ分けしたりする中で、自分が作ったものをgiveできる喜びも味わうことができました。「私にもできる!」は何歳になっても嬉しいもの。お返しにと別の畑の恵を頂いたりと、お金での売り買いとは違うgive and takeな関係にも温もりを感じたり。

そんな何気ない豊かさに幸せを感じている日々です。私を幸せな気持ちにしてくれるそんな人々やネイチャーやコミュニティーを守りたい、共に生きていきたい、celebrateし続けたい。そういう気持ちも芽生えてきました。

私も私がいるコミュニティーも、自然環境の循環の一部。「守る」というと上から目線にも聞こえるようで、人間もその循環の一部としてどう振舞うべきかを考え、母なる大地の循環を邪魔しないようにいるべきかが大事なんじゃないのかなと。

自然はちゃんと持続可能で、そんなサイクルにどう入っていけばいいのか。

野菜を植えたらそんな気づきがありました。

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