
食べるものを1からホームメイドする方も多いと思います。お味噌、お醤油、梅干し・・・みたいなザ・ジャパンな物から、パン、ヨーグルト、ピクルス、ドレッシングなどなど。買えるけど、おうちで作ることもできるもの。
ホームメイドする理由は皆さんそれぞれだと思いますが、私が色々とホームメイドする理由は、
「中身は何 (What’s in it?)」
「どうしてそれがそうなるの (Why?)」を知りたいから。
モノの始まりから終わりまで知りたいから。
1から作ってみる工程自体をただエンジョイしているのも大きな理由。
ついでに、包装なしでゴミも少なくてイイです!
毎日食べるものの他に、最近は、洗浄するものや体につけるスキンケアアイテムについてのWhat やWhyの疑問もわいてきました。
洗うとは?
その成分は?
その成分はどこへ留まりどこへ流れる?
私たちにとってそれは本当に本当に良い?
環境にとってそれどうなのよ?
溢れる情報でどれが正しい?
以前は洗剤やスキンケアアイテムを作ってみるなんて考えもしなかったけれど、買っているものも誰かが作っているわけで・・・作れるかも。
それに、今みたいに多くの選択肢がなかった昔は何を使っていたのだろう。
よくあることですが、何かに疑問をもつと、ヒントになることやもしかしたら答えかもしれないと思われるものがコロンと自分の前に転がって来るんです。単に、今まで気づかず素通りしていた情報や事ごとに注意を払うようになっただけなのでしょうが。
そんな私がここ数ヶ月作ってみたものの一部は、
泡立つ木の実soap nutsからリキッドソープ
お米のとぎ汁から作ったEM活性液でトイレや床掃除のためのクリーナー
ウッドポリッシュ
コーヒースクラブ
虫よけバーム&スプレー
化粧水
日焼け止め
などなど。

これまでも、
染めに対するときめきと疑問から染料を作ってみたり、
染めた布で蜜蝋ラップを作ってみたり、
我が家には牛の糞や生ゴミから出るメタンガスをキャッチしてクリーンなエネルギーとして使うバイオガス装置があったり、
生ゴミからコンポストを作ってそれを畑に使ってそこからお野菜を沢山収穫したり、
夫は廃材からツリースを作ってみたり。

What とWhyと思ったら、ちょっと調べてまず「作ってみる」をやってきました。
いつも成功するわけではないけれど、とりあえずカタチにしてみる。
その工程で色々と深く調べることになるわけですが、まずは知識として「知る」、そして買う・作る・消費しないなど自分の頭で考えたアクションをとる。
Make to learn/学ぶために作る
Learn to make/作るために学ぶ
です。
世界中が一丸となって進んで行こうという目標、SDGにも沢山の項目がありますが、まずは疑問をもって知ろうとすること。個人レベルで家庭レベルで、不完全であっても今すぐにできるアクションもあると思います。
私も自分にとって探求したい、楽しい、素敵!と思える方法でアクションしていきたいなと思います。
次は何作ろうかな。
そんな話もするオンラインでの日焼け止め作りワークショップもしますのでご興味ある方は是非!
2020年8月9日 日曜日14:00 – 15:40
身近なものを使って染める、オンラインでの染めワークショップも毎週開催しています。世界中どこからでも誰でも参加できますので共通語は英語ですが、日本語が分かる私がホストですのでお気軽にご参加ください。先日は、バリ島と壱岐とアメリカで繋がった楽しい90分のワークショップとなりました!